現在、通販業界は大変な競争市場です。大手メーカーから個人事業主まで規模の大小問わず参入することができ、ネットを中心に多くの商品やサービスが溢れています。そんな中でコンテンツの陳腐化のスピードは年々早くなっているため、今そのコンテンツがどのような状態にあるか、客観的に分析するのは戦略を練る上で非常に有効です。今回は通販事業のライフサイクルを考えてみるをテーマにお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

マーケティングの世界でよく利用される事業評価の観点が「ライフサイクル理論」です。これは5つの段階で自社のサービスやコンテンツの現在の状況を区分し、どの段階にあるかで事業戦略を練っていくというものです。
1.創業期
※様々な施策のテストを行いながら事業の柱となるコンテンツをつくる時期。
2.成長期
※売上が順調に伸び始め施策のブラッシュアップを行い、さらなる拡大を目指す時期。
3.成熟期
※成熟期になると、売上成長は止まり、費用圧縮で安定した利益獲得を行う時期。
4.変革期
※売上が頭打ちになり、新たな成長分野を確立することが急ぎ求められる時期。
5.衰退期
※4の変革期に実施する施策がなければ衰退へ。
これらの5つは創業期から衰退期に向かって順番に進んでいくわけではありません。成長期にあっても衰退期に突入してしまうこともあります。
このライフサイクル理論の一番のポイントは3と4の段階をうまくに見極め、3の状態のうちにいかに早く4に着手できるかどうかです。5が見え始めからの4では打ち手が弱くなります。通販ビジネスの成功で最も大切とされるのがタイミングです。どの段階に自社のビジネスがあるのかチェックすることで何か見えてくることがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典