通販販促が上手いとされるチームで共通しているものは、目的の理解力が高いということです。無数の企画がはしる際に、企画が荒くなり、思うような結果が出なかったり、しばしば策がマンネリしてしまったりと、そういう話はよく出てきますが、それらは販促物の目的の理解が浅いというのが関係していることが多いものです。今回は通販販促を上手く行う上で大切な視点についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
通販販促物のディレクションを行う上で最も大切になるのが、その販促物が担う目的の理解力です。ダイレクトマーケティングの制作物は、ほぼ全てのツールに明確な目的が設定されています。アップセルやクロスセル等のセールスを目的にしたものや、ブランディングよりの商品啓蒙、CSアップを目的としたものなど様々です。
これらは目的とセットで、予算や数値目標が設定されていて、通販会社ではそれを緻密に管理運営しています。
この目的の部分の理解が浅い状態で、作る・広告するということを優先し、感覚を頼りに制作を行ったり、ありものの素材をなんとなく配置し直したような簡易構成で組んだりを続けていると、それは結果に大きく影響してきます。
大切なのは、販促物の目的達成のために必要な文脈を抑えることです。ターゲットに対してなぜ今回提供する情報が有益になるのか、顧客はそもそもどういう情報を望んでいるのか、受け取った時にどういう反応が出るのか等、それらをしっかりと整理し、制作の途中で振り返りができる状態にして進行することがベストです。
一見雰囲気の良いデザインに仕上がった販促物でも目的の抑えが甘いとまったく反応が取れないということも多々あります。自社の運用状況はいかがでしょうか。まずは一度各販促物の目的を整理してみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典