通販企業の販売する商品の良さを知るにはどうすれば良いか。それはその商品の全てが集約されているコンセプトブックを見ることです。紙の販促物が縮小する中でもコンセプトブックには紙(冊子)として力をかけて作るだけの価値があります。今回はそんなコンセプトブックについてをお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
主要通販企業では、WEBの進化によって紙系の販促物のスケールが小さくなる中でも、販売する主力商品でコンセプトブックや読本がないということは稀なケースです。ほとんどの場合が制作されています。紙を一切なくし、WEBのみでコンセプトを伝えるサイトのみ運用するというのはあまり見かけません。
これはコンセプトブックが、お客様へ商品を届ける際、はじめて手に取られ、お客様からの「第一印象」をつくる「顔」のような役割を担っているからです。商品開封時にセットで届けられる冊子は、商品への期待値が一番高いタイミングで見てもらえ、お客様の関心を最大限集めることができるためです。
商品にもよりますが、1ブランド4商品くらいの規模感でブックを作成する場合、12P~20P、商品・記事が増えるごとに4P増ページというのが一般的なボリューム感。(もちろんページ数、予算ありきで制作する場合は除きます)商品のテーマ、開発にいたった背景、商品力の強さ、愛用者の声、継続した際のメリットなど、商品をはじめて使用する際に抑えておいていただきたい内容を網羅します。これらのコンテンツは後で小出しに展開するよりも、まずは掴みとして、はじめにお客様へお伝えしておくのが販促として効果的です。
WEBメディアの発達で紙メディアの規模が縮小する企業が多いですが、お客様の期待値が一番高い時にセットで読んでいただけるという特徴は、他の販促物で担えない領域で、オールドメディアだと決して軽んじてはいけません。
自社のコンセプトブックの企画はいかがでしょうか。一度見直してみてください。何か気づきがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店 株式会社ダイレクト・ラボ
ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典