現在中国は日本の水産物輸入の全面停止を行っていますが、それと呼応するように一部では日本産商品の不買運動も広まっているとのことで、通販事業者の間でも問題になっています。中国向けの越境ECを主な売り場としている企業は今後の販促戦略のかじ取りを見直す時期がきているのかもしれません。今回はそんな越境ECについてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
現在中国の越境ECは各モールやエリアによって運用ルールが微妙に異なり、それぞれに合わせた動きが必要になっています。原材料に海産物が含まれているかいないかや魚介類を加工した宝飾品や雑貨など、何が中国で取扱い可なのか不可なのか、判断するのが複雑になってきているようです。税関でNGと判断されるケースも増加傾向で、今後これらの規制がいつ緩和されるのか、またはさらに規制が強化されるのかは見えない状況となっています。
中国向けの越境ECを中心とした事業モデルは、その他の国への新たな販路拡大をリスクヘッジとして取り入れた方が良い流れになってきています。円安もあり輸出の面からすると、市場も大きく魅力的である越境ECですが、世界情勢の変化で状況が大きく変わるというのを改めて理解した上で臨むことが求められているかと思います。もちろん全ての商品ジャンルが規制対象ではないので、商品ラインナップの見直しや一時休止で対応も可能ですが、今後の様々なケースを想定して越境EC戦略をみていく時期に入ってきているのではないでしょうか。
自社の越境ECの状況はいかがでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典