2023.10.26 13:50

通販事業におけるクレームの捉え方

通販ビジネスは他のビジネスに比べて元々クレームが入りやすい事業モデルと言われています。購入前に商品を手に取って確認することができないことやユーザーと対面し、接客することができないことがその大きな理由です。今回はそんな通販事業におけるクレームの捉え方についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

通販企業に入るクレームは色々な種類のものがあります。「商品がイメージと違った」「商品がまだ届かない」「商品の使い方がよく分からない」「効果を感じない」など様々です。これら1つ1つを単なるクレームとして捉え、その場の対処だけを行えば、それらは余計なコストとしてカウントされてしまします。ですがそれらのクレームを『商品やサービスの改善のためのきっかけやヒント』としてポジティブに捉えれば、それは貴重な情報として将来の利益に繋がっていきます。重要なのは通販企業は直接ユーザーと対面をしないため、市場の情報が入りづらいという点です。ですのでクレームはユーザーの声として貴重な市場の情報源と捉えるのが正解です。

もちろん「商品を気に入った」「買ってよかった」「これからも愛用したい」などのポジティブな意見は企業のモチベーションを上げていく効果もありますが、ネガティブな意見の方にはネクストビジネスのヒントが詰まっています。例えば化粧品分野のクレームで「容器が使いづらい」「テクスチャーが固い」「香りが薄い」「ボトルのデザインが古い」など上げていけば様々出てきますが、見方を変えればこれらを改善していけば未来のユーザーの満足度はあがり、新規獲得に繋がっていくものになります。

自社のクレームの捉え方はいかがでしょうか。貴重な情報源として捉えられていますでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。

ダイレクト・ラボでは通販全体の構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、ブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店                         株式会社ダイレクト・ラボ  

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

https://www.directlabo.net/

関連記事

現在の非常時における通販事業の取り組み方
2020.04.30 21:46
5月6日までの緊急事態宣言延長が現実的なものになる中、影響を受けづらいと言われる通販業界も4月上旬とはまた状況が変化してきています。…
自社メディアの活用をあらためて考える
2025.02.26 10:36
広告効果の低下や広告費の高騰に悩む通販事業者は多くなっている印象です。市場全体で広告に対しての信用度が低下したり、広告規制が強まっていたり、…
通販におけるブランドづくりのポイントは色と形
2022.01.21 10:53
通販におけるブランドの本質は、商品やサービスを利用した際に得られる「感動体験」です。ですがその体験に「識別できる記号」が与えられていなければ…
通販業界におけるイノベーション人材
2024.11.21 15:16
変化の激しい時代の中でも通販業界は、広告や販促、コールセンターや物流、商品開発等、とくに技術進歩が著しい仕事をいくつも抱える業界です。競争も…


ダイレクト・ラボでは通販会社様のCRM設計、広告企画、ブランディング
コンサルティングのサポートを行なっております。
お気軽にお問い合わせください。

pagetop