2023.03.30 15:40

2024年にせまる物流の課題について

世界的な燃料高や人件費の高騰などの影響で、増加しているのが物流のコストです。通販企業にとって今これらが大きな課題となっています。物流の2024年問題とも言われ緊急性の高い課題として扱われています。今回はそのトピックスについてお伝えします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

2024年の4月以降から働き方改革関連法案の施行で、ドライバーの運転に関する業務の時間外労働時間の上限が960時間に制限されることが決まりました。物流業者の間ではこれがトリガーとなり、売り上げや利益へ影響が出て、さらに運賃の値上げを検討するきっかけになるとも言われています。

これまで多くの通販企業では、物流は顧客満足アップのためのサービスの一環と「送料無料」「手数料無料」などにこだわる企業が多くありました。

店舗に行くこともなく、時間指定で、しかも送料無料で商品が届くと、その取り組みが功を奏し、業界全体で売り上げを拡大させていきました。

ですが今後はそのような過去の実績にとらわれることなく、物流業界全体の体質改善を考えた取り組みが必要です。

コスト優先ではなく、まずは置き配を推進したり、再配達の削減や簡易包装の積極的な利用を促すなど、業界全体の負荷を無くすよう、荷主と顧客がともに意識改革を行いこれらの課題に取り組んでいくべきと考えられます。

その上で現状のサービスレベルが守られることに気づいていかなければなりません。

自社の物流に関しての意識はいかがでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。

ダイレクト・ラボでは通販の定期システムの構築支援、物流支援、既存通販のCRMリフレーミング、コンサルティング、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店                         株式会社ダイレクト・ラボ  

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

https://www.directlabo.net/

関連記事

適正価格は付加価値を深掘りすることで決まる
2022.04.15 10:15
通販において大切なのは商品価格の設定ですが、ではその価格を設定する際のポイントは何でしょうか。その一つが「商品の付加価値をどれだけつけられる…
通販における定期制度の今後のあり方
2021.05.31 12:47
マスコミでもしばしば取り上げられるようになった通販の『定期購入』の問題について。「定期の解約ができない」「定期購入の規約がわかりづらい」「そ…
定期購入制度の条件の見直し
2022.10.06 10:58
通販の定期購入制度は消費者にとっては商品をお得に継続購入でき、通販メーカーにとっては継続的に売り上げの見込みをつくることができる双方にとって…
急成長市場のD2C(Direct to Consumer)ビジネス
2021.07.30 21:34
ここ数年通販の世界でも話題のD2C(Direct to Consumer)。生産者となる製造メーカーや個人事業主が製品の企画から製造、販売ま…


ダイレクト・ラボでは通販会社様のCRM設計、広告企画、ブランディング
コンサルティングのサポートを行なっております。
お気軽にお問い合わせください。

pagetop