2022年に入り急速な円安が進む中、通販業界にも様々な影響があらわれています。今回は「円安影響下の通販事情」についてのトピックスをお届けします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
今話題の円安は通販業界にも大きな影響をあたえています。円安は海外からの輸入品を主力商品にして販売している通販業者にとっては大きな問題です。とくにアパレル雑貨や高級な食品系の嗜好品は値上がりが続いていて、その分を日本向けの価格に転嫁するのが難しくなってきています。国内消費は先が見えない状態で、一部顧客は値上げに耐えられるものの、節約傾向気味の顧客も多くなってきているため、価格の決定をどうしていくかが重要な課題です。
逆に円安がプラスに働いているのは海外への輸出を中心にビジネスを行っている通販業者です。海外からすれば日本の商品は円安のため比較的安くネットで購入することができ、訪日客も今後は増加が見込めることからさらに追い風になることが期待されています。もちろん原価の高騰もありますが、販売対象が海外顧客のためそれを補うプラスがあります。
今後は海外との取引をより簡単に、より安全に行える販売モールの展開や既存国内モールの整備なども予想され、海外への販路を意識し、より強化した通販市場になるのは間違いありません。
自社の海外との取引はどのような状況でしょうか。数年後を見越してぜひ一度チェックしてみてください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典