ここ数ヵ月間、円安やインフレに関するニュースが頻繁に取り上げられていますが、多くの資源・資材を必要とする通販事業は、これらの影響を大きく受ける事業形態です。今回はこれから数年の通販事業運営に関係する「円安に伴うコスト調整」に関するトピックスです。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
通販企業においても円安に伴うコストの調整が非常に厳しい時代になってきています。原材料、発送資材、印刷物など多くのコストがアップしてきているため、商品の値上げに踏み切るのか、コストをできるだけカットし値上げを抑えるのか、難しい選択を迫られています。
もちろん単純に値上がり分を価格に転嫁できれば良いのですが、現在の市場は節約志向や買い控えの傾向が強いためそれは簡単な話ではありません。また通販参入企業が増えた事で、広告コストが高騰しているため、獲得した顧客もできるだけ逃したくないものです。
とは言え、コストアップは今後も高まることは既定路線のため、現時点から早めの対応策を考える必要があります。例えば、送料を抑えるために「おまとめ発送」「まとめ買い」にバリューをつけたり、容量の大きなものをリリースし容器のコストを抑えたり、発送資材を簡易的なものに切り替えたり、コール対応をチャットなどのネット系リソースに切り替えたり、キャンペーンの内容を見直したりと。様々な項目で、まずできる部分から迅速に対応していくことが大切かと思います。取り組みが遅れてしまえば、競合他社に先を越され、その分損失も大きくなります。まずは自社のコスト調整がどのように計画されているかチェックしてみてください。最適化へのスタートラインはまずそのチェックからです。
ダイレクト・ラボでは通販事業全体のリフレーミングやリブランディングなどの企画支援も行っております。ご相談は無料ですのでお悩みの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店 株式会社ダイレクト・ラボ
ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典