2013年より通販広告の制作や通販コンサルテイングをさせていただいている株式会社ダイレクト・ラボと申します。本ブログで不定期ではありますが、日々の通販事業者さまのサポート業務の中で出会ったことや通販トレンドを中心に発信していきたいと思います。 何かのお役に立てば幸いです。
通販業界で注目を集めているのが機能性表示食品の広告表現への国からの改善指導。ここ1年の内に100社以上の広告へ景品表示法、健康増進法に基づき改善指導が行われています。届け出された機能性の範囲を逸脱した表現や、医薬品と同等レベルの効果効能が得られるような表現などへの指導が中心です。
機能性表示食品は、特定の悩みに対してアプローチする効果の表現が国から認められている一方、それを上回る効果や相乗効果、また認められた文言を切り取り、部分的に強調するような表現を禁止しています。
近年ではWEB上で様々な種類の広告運用がスタンダードになる中、スポット的に上記に大きく抵触するような表現の広告も多く見られます。もちろん考査を通す媒体側にも課題がありますが、まずは事前に内部チェックする必要があります。
通販商材の利用が当たり前になる中、表現のエッジやインパクトにだけこだわるのではなく、製品作りのこだわりやCRMなどしっかりとブランディングを行いながら、消費者の共感を重視するマーケティングのニーズが今後高まってくるかもしれません。消費者庁は今後も一層これらへの監視体制の強化を行っていく可能性もあります。
今一度自社の商品の広告表現に課題がないかチェックしてみてください。何か気づきがあるかもしれません。
本ブログだけでは中々全てをお伝えすることはできませんが、日ごろの通販ビジネスの何かに少しでもお役立ていただければ幸いです。通信販売に関するお困り事ございましたら、企画・制作・PR・CRM・EC・通販コンサルティングなどあらゆることにお応えしています。まずはお気軽にご相談くださいませ。
福岡の通販広告・通販コンサルティング専門の広告代理店 株式会社ダイレクト・ラボ ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典