2013年より通販広告の制作や通販コンサルテイングをさせていただいている株式会社ダイレクト・ラボと申します。本ブログで不定期ではありますが、日々の通販事業者さまのサポート業務の中で出会ったことや通販トレンドを中心に発信していきたいと思います。 何かのお役に立てば幸いです。
昨年、グーグルがサードパーティCookieを廃止の方向で舵をきっていることが明らかになりました。Appleの標準ブラウザSafariでは先行して2020年3月からブロックがはじまっています。グーグルでは約1~2年で段階的に廃止とのことで、通販のWEB広告のあり方も根本から変わると言われています。
サードパーティcookieは、ユーザーが訪問中のWEBサイトと異なるドメインから発行されるcookieのこと。例えば、あるWEBサイトに訪問中に、訪問したドメインからcookie(ファーストパーティーcookie)が発行されるのと合わせ、サイト内に広告バナーが設置されている場合には、その広告配信サーバーからもcookieが発行されます。これがサードパーティcookie。このサードパーティcookieを利用すれば、Webサイト上のユーザーの行動から、興味・関心度の高い広告を配信できるという仕組みです。
問題視されていたのがサードパーティcookieが、広告計測やログインシステム等に役立つ反面、ユーザーのプライバシー侵害につながると言う点です。
WEB中心で新規獲得を行う通販事業者にとっては大きな打撃です。基本的にはリターゲティング広告ができなくなるため、バナー・LPは広告を閲覧した一回目で商品のクロージングをしなければならなくなります。リタゲによって多くの顧客を獲得している通販事業者は、そのクリエイティブやブランドの再構築に力を入れる必要が出てきています。純粋に商品に共感するユーザーやブランドの価値に引かれたユーザーを取り込む施策です。
現在の広告内容やCRM、ブランディングの状況を今一度チェックしてみてください。取り組みの早さが新しい顧客創造へ繋がっていきます。
本ブログだけでは中々全てをお伝えすることはできませんが、日ごろの通販ビジネスの何かに少しでもお役立ていただければ幸いです。通信販売に関するお困り事ございましたら、企画・制作・PR・CRM・EC・通販コンサルティングなどあらゆることにお応えしています。まずはお気軽にご相談くださいませ。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典