ここ数年、商品価格や容量の見直し、原材料の変更を実施する通販企業が増えています。これには為替の変動や材料、輸送コスト、人件費等の上昇が関係していて、今後も値下げのトレンドになることは考えにくいと見られています。これらはユーザーの購買動向に影響が大きいことから市場の動きを注視していくことが必要です。今回はそんな、通販業界を取り巻くコスト上昇についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。

コストアップは大きな経営課題の一つです。とくに通販事業はほぼ全ての項目がコストアップになってきていると言っても過言ではありません。化粧品通販メーカーで言えば、商品の原材料、パッケージや配送に使用する資材、同梱用の印刷物、DMの郵送費、新規出稿の媒体費、各広告のプラットフォームの管理費、自社のスタッフの人件費等、実に様々なコストが上がっています。
その対策としてシンプルな方法がやはり価格の見直しや値引きキャンペーンの縮小です。数年前までは価格訴求で市場をとっていくやり方は、通販の一つの勝ちパターンと言われていました。ですが、コスト上昇のトレンドに伴い、その方法もなかなか難しくなってきているというフェーズに市場は入っています。
理由は色々ですが料金のアップを喜ぶユーザーはいません。ユーザーにそれを受け入れてもらうためには、同時にリブランディングやイメージアップによる離脱防止・ファン化促進が欠かせません。広告の表現をより上質なものにしたり、商品価値の再発見をしたりとメーカーはそれらの再編にもしっかりと向き合っていくことが大切です。ユーザーはシビアな目で商品を選定する時代です。自社の対応はいかがでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくるものがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典