日本の通販マーケットはこれから急速な高齢化と人口減少という避けられない課題とより深く対峙していくことになるだろうと言われています。現在日本の通販マーケットは取扱高こそ成長を続けていますが、そのほとんどが国内向けの通販であり、購買する人の母数が減ることで、あと数年でピークに達するのではとも言われます。今後はグローバルなマーケットを視野に入れた戦略が求められるのは言うまでもありません。今回はそんな国内通販と海外市場についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
時代ごとにマーケットで力のある購買層は変わっていきますが、通販でも同じことが言えます。現在日本人全体の平均年齢は約50歳とされ、世界で最も高齢化が進んでいる国と言われています。これら平均年齢は今後もさらに高まり、そこには人口減の要素も追加されます。人口動態はデータとして事実であり、何かの要素で短期的に改善できるものではありません。そのためこの事実を受け止めた形で今後の購買層に対するマーケティング戦略が必要になってきます。
このままいけば、縮小するマーケットシェアの奪い合いになることは容易に想像できますが、そこで必要になってくるのが、海外市場へ目を向けてみることです。日本は人口減少の中にありますが、世界で見るとアジアを中心に人口は増え続けています。そういった中で、どれだけの国内通販企業がグローバルな視点で現在ビジネスに取り組めているでしょうか。情報が少ない中、海外人材が少ない中で、海外に目を向けた通販マーケティングに取り掛かれる企業はごくわずかです。
まず最初のポイントになるのは海外展開の視点に立ってみること、そして仮説を立ててみることです。自社の商品ラインナップが海外マーケットも視野に入るものなのか、そうでないのか、簡単な部分から調査してみるところから始めてみてください。タイミング、リミットは徐々に迫っています。まずはすぐにできることに意識を向けるということを日々の業務に取り入れてみてはいかがでしょうか。何か見えてくることがあるかもしれません。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典