通販ビジネスを進行していく上でなくてはならないのが明確な目標設定です。その設定を行う中で必ず出てくるのがKGIとKPIの2つです。これら2つは必ずセットで運用され、社のビジネスがブレないよう大切な道しるべになります。通販は段取りで8割決まると言われるビジネスですが、その中でも特に重要なのがこの指標づくりです。今回はそんな通販ビジネスにおけるKGIとKPIについてをお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
通販会社でよく用いられるマーケティング用語のKGIとKPI。KGIはKey Goal Indicatorの略語では「重要目標達成指標」、KPIはKey Performance Indicatorの略語で「重要業績評価指標」のことをさします。これらはよく通販会社のマーケティング会議の場でセットで用いられますが、そもそもこの2つの違い理解せず運用を間違えてしまうと販促は上手くいきません。
KGIは重要目標達成指標のことで、申込み数、契約数、利益率、売上や利益率など、具体的に最終達成すべき数値類がそれにあたります。対してKPIは重要業績評価指標をさし、KGIを達成する上で必要な中間的な指標のことです。
例えば、自社サイト上で1ヵ月である特定の売上を達成する目標を立てること、これはKGIにあたります。その中で自社サイトのPV数を1週間である一定の件数まで持っていく必要がある~というのが一つのKPIです。単純に言えば、KGIは結果評価(最終目標)、KPIは過程評価(中間目標)という棲み分けです。会社によってはこの2つを一括りにしてしまい、各施策の進行順や分析がアベコベなってしまい、マーケティングの遂行に支障がでているところも結構あります。
KPIの達成を追うあまり、KGIの達成が疎かにならないよう、また逆に、KGIの達成を優先するあまり、KPIのロジック構築が強引なものにならないように、これらを相互チェックし施策は動かす必要があります。
自社のKPI、KGIの設定と運用はいかがでしょうか。どういう組立になっていますでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典