通販ではスタンダードなCRMとして使われている会報誌。デジタル中心に移行している時代になぜ手間暇かけて紙メディアの会報誌は発行されているのでしょうか。そこには顧客とのコミュニケーションに必要なあるものが詰まっています。今回はそんな通販企業における会報誌についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
現在の通販業界では何かしらの会報誌(会員誌)を発行するのは、CRMを行う上で基本的には必要であるとされています。ただし新規獲得メディアが電波・紙媒体からWEB媒体へ急速に移行していることや、業界全体に広がる競合増加による新規獲得効率低下の影響で、数年前と比べ、企画ボリュームがコンパクトになったり、発行月を絞ったりと形は変わってきているのがトレンドです。
しかし顧客育成・コミュニケーションという面で、保存性のある冊子はやはり数ある販促の中でもアドバンテージが高いとされ、継続的に実施されています。CRMを行う上では今も最重要なポイントなのに変わりはありません。
これは会報誌が通販企業の「カルチャー」そのものと言えるからです。
分解すればその通販企業の全てが分かります。顧客とどう向き合っていこうとしているのか、どのようなバリューを提供できるのか、今力を入れていることは何なのか。こういったことを立体的に顧客に伝えるためのハブとなる媒体は紙(会報誌)が向いています。通販企業における付箋紙付きの辞書のような役目を持ち、開けばいつでも多面的にアプローチ可能で、情報の深掘りをWEBに任せれば相乗効果も上がるツールだからです。
自社の会報誌の運用状況はいかがでしょうか。会報誌は今のトレンドにあった形になっていますでしょうか。一度チェックしてみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の再構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、リブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典