世界情勢の変化と資源不足、円安とコストプッシュ型のインフレ、人件費の高騰など国内市場を取り巻くビジネス環境は厳しさを増し、それに伴った変化が求められています。通販市場においても通販全体の取り扱い高は増加傾向にあるものの、多くのメーカーが今後のビジネス拡大の方法を模索中といった印象です。今回は2023年現在の通販市場の景況についてお伝えいたします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
通販市場は昨年までの巣籠り特需がひと段落をむかえた後、不安定な世界情勢の中、ユーザーの消費行動にも変化が出てきていると言われています。主は物価高騰により消費マインドが徐々に下がってきているのではないかということです。様々なジャンルの品物・サービスの価格が上がることで、今まで購入していたものをやめ、より低コストのものに切り替えたり、購入回数を減らしたりと節約傾向が出はじめているという見方です。
巣籠り特需の際に通販市場へは多くの事業者が参入し、利用者も格段に増え、通販市場全体は一気に拡大しました。ですが裏を返せば、競合が増加することで価格競争になったり、広告単価が上がったりと通販ビジネスでの成功難易度がより難しくなったとも言えます。
2030年まで残り7年程となっていますが、この間は今まで以上に市場が変化していくことが容易に予測できます。自社の通販ビジネスの立ち位置を改めて俯瞰的に捉えて分析し、どのように舵をきっていくか。既存商品・サービスの見直しが必要なのか、新規商材の立ち上げを実施すべきなのか、または静観なのか。ピボット的に視点をずらしつつ、ビジネスの増強構築を改めてに企画する種まきの時期が、まさしく今なのではという印象です。まずは自社の景況も確認してみてください。何か見えてくることがあるかもしれません。
ダイレクト・ラボでは通販全体の構築支援、既存通販のCRMリフレーミング、ブレンディング、コンサルティング、商品開発、ECの立ち上げ、SNSの運用、通販広告・販促の企画~デザイン制作など幅広く行っております。初回ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典