先行不透明な世界情勢が続く中、資源高等と円安によって通販市場にも影響が出てきています。今回は「景気後退による通販市場と対策」についてのトピックスをお届けします。お時間ある際にぜひお読みくださいませ。
新しい生活様式が浸透し、通販の利用ユーザーはここ数年で爆発的に増えたと言われています。通販事業者の提供するサービスも拡充し、参入業者は一気に増加しました。活況の通販市場ですが、ここにきて世界的な景気後退の影響も出はじめています。
消費者は現在「景気の状況をみて、買うタイミングがいつなのか、購入タイミングを慎重に検討する」といった心理がはたらいており、消費意欲は高くなく、消費意欲の低下状態にあると言われています。もちろん政府の発表する経済対策や世界情勢の変化で上向きになる可能性もありますが、様々な問題が絡んでいるため解決には時間がかかり、この状況はしばらく続くと考えるのが妥当かと思われます。
消費者側は今後はさらに無駄な出費を省き、商品の取捨選択を厳しく行うことが予想されるため、通販メーカーは自社の商品・サービスの見直しを検討・決定すべきタイミングにきています。商品の資材見直しに伴うコストダウンや価格の維持、競合他社の商品との差別化や商品リニューアルの強化、キャンペーンの強化、定期制度の内容の見直し等、広範囲にわたる施策で、数年内に発生するであろう難局の対策を練るべきかと思います。
消費者の動きが鈍れば、当然広告による新規顧客獲得は困難になります。そうなった時、獲得済の顧客のリピート化や離脱防止をいち早く的確におこなった企業が生き残るのは間違いありません。
自社の数年先の販促戦略はいかがでしょうか。これからの時代を見据えたものになっていますでしょうか。一度ぜひ見直してみてください。何か気づきがあるかもしれません。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典