2022.06.13 08:32

わざわざ通販で買う理由がある商品なのかどうか改めて

2013年より九州の福岡で通販広告の制作や通販コンサルテイングをさせていただいている株式会社ダイレクト・ラボと申します。本ブログで不定期ではありますが、日々の通販事業者さまのサポート業務の中で出会ったことや通販トレンドを中心に発信していきたいと思います。 読者様の通販ビジネスの何かのお役に立てば幸いです。

現代はありとあらゆるものが通販で購入できる時代になっています。生活必需品や自動車、旅行やコンサートなどの娯楽、保険、人的サービス等と実に多種多様なものが通販で販売されています。逆に購入できないものの方が少なくなってきているのではないでしょうか。通販という仕組みをまだ導入していないという企業や事業主は数多く存在するものの、市場に出ている商品ジャンルはここ数年で急速に拡大しています。これは決済システムが使いやすくなり、通販がユーザーにより身近になったことも大きく関係し、日本全体の通販の取扱高が年々増加しているのがその証です。

そんな拡大を続ける通販市場の中で選ばれるために最も大切なことは何なのでしょうか。それは商売の原点でありシンプルなことですが、まず提供するコンテンツが「わざわざ通信販売で買う必要がある商品である」「そのためのオリジナリティがある・表現ができている」かということにつきます。単純なことなのですが、現代は商品化できる簡単になり、スピード化できるようになった分、熟考を怠り、意外とこの部分に穴がある通販企業が多いものです。

「市場に類似品が多くある商品でもちょっとした差別化と価格戦略、広告投下量を増やせば売れるだろう」・・・。数年前まではそもそも通販競合が少なく、メディアで一定以上のリーチができれば長期に渡り売り上げが確保できた時代ですが、今はそのような状況ではなくなってきています。

まったく世界にない新しい商品を作り出し、市場に出すことは難しいことですが、現在の商品の見方を変えたり、何を説得材料として用意できるかを細かく見直せば、自社のコンテンツのあり方が案外すぐに変わってきます。まずは基本に立ち戻り、よくある通販商品をよくある表現で出すのはなく、新しい切り口や時代に合わせた表現とは何なのかを考えてみてはいかがでしょうか。上手くオリジナリティのポイントを再発見できれば、競合他社に流されることなく、形を変えながら長くマーケットに受け入れられる商品企画の足掛かりになるかもしれません。ぜひ基本に立ち戻り、自社のコンテンツをチェックしてみてください。

本ブログだけでは中々全てをお伝えすることはできませんが、日ごろの通販ビジネスの何かに少しでもお役立ていただければ幸いです。通信販売に関するお困り事ございましたら、企画・制作・PR・CRM・EC・通販コンサルティング、通販リピートの再設計などあらゆることにお応えしています。まずはお気軽にご相談くださいませ。

福岡の通販広告・販促・通販コンサルティング専門の広告代理店                         株式会社ダイレクト・ラボ  ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

https://www.directlabo.net/

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