2013年より通販広告の制作や通販コンサルテイングをさせていただいている株式会社ダイレクト・ラボと申します。本ブログで不定期ではありますが、日々の通販事業者さまのサポート業務の中で出会ったことや通販トレンドを中心に発信していきたいと思います。 何かのお役に立てば幸いです。
ここ数年で通販市場は大きく成長しましたが、合わせて通販の広告のあり方も大きく変わってきています。それは通販の販促に最適とされる広告や今後行っていくべき広告が必ずしも1つではなくなっているという点です。
ネット広告、テレビ媒体、屋外の電子広告は、現在広告業界全体の売り上げの実に約80%を占めると言われています。その一方で、雑誌、新聞、ラジオといった媒体は減少を続け、今後そのシェアの拡大は難しいと言われています。
ネットは、日々多くの媒体が生まれ、携帯電話・タブレット等のハードの進化やネット決済のデバイスなども同時に進化し、ネットは広告市場としては注目度が高く、今後の通販市場の活性にも無くてはならないものです。しかし近年では、通販への競合参入や広告費の高騰もあり、徐々にアナログ媒体への注目も集まっています。ネット広告とアナログ広告の役割の見直しが行われるようになり、ネットは拡張性とスピード感、アナログは情報の深掘りと保存性を担うと、その違いの明確化が進んでいます。そして双方の良さを活かした広告手法が注目されはじめています。
例としてダイレクトメール(DM)が上げられます。フリーペーパーやフリーマガジンなどはWEBとの親和性も高く、現在多くの媒体が切り替わってきていますが、DMに関しては紙媒体が有効であると言われています。DMは送付するターゲットが限定でき、送付時点で他競合と比較されずOnetoOneの販促が可能になるためです。
デジタルのみに注力してしまうと、いずれは大量の個人データと予算を保有する大企業のみが有利になると言われ、データの保有量やリソースの少ない中小企業はの新たな広告戦略を打ち出す必要が出てきています。今後はオンライン、オフライン両方のメディアの利点を活かした販促展開を今一度検討していくべきかとも思います。自社の現在の広告出稿の状況はいかがでしょうか。一度見直してみてください。
本ブログだけでは中々全てをお伝えすることはできませんが、日ごろの通販ビジネスの何かに少しでもお役立ていただければ幸いです。通信販売に関するお困り事ございましたら、企画・制作・PR・CRM・EC・通販コンサルティングなどあらゆることにお応えしています。まずはお気軽にご相談くださいませ。
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ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典